Otterlife’s blog @Hong Kong ~香港の備忘録~

カワウソ動画で癒されながら、毎日の香港での生活で経験したことをお知らせします。 何か役に立てばと思います。

香港での新生活(住宅編)

今回は香港の住宅編です。

一度住み始めたら基本的には1年以上は住みますし、生活圏がその周辺になりますので、重要ですね。

詳しく書いていくとキリがないようなテーマでもありますが、選択する上で必要な情報は書いていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

香港内を大きく分けると4つのエリアがあります。 

エリア

香港島

・九龍

・新界

・離島

 

香港の地理感が分からない方からすると、香港(香港全体)って島じゃないの?と聞かれます。

答えはイエスでもあり、ノーでもあるという・・・

現在の特別自治区という事であれば九龍・新界は半島であり、島だけではないためノーとなりますが、歴史的背景や地名の由来からすれば香港島を香港という事もできるので、イエスと答える事も出来なくはないのですが・・・

この話は色々と賛否があるのでこの辺りで止めておきます(笑)

 

私の感覚でお話すると、以前は日系企業香港島に会社があることも多かったせいか、住居も香港島にある方が多くいました。

家賃上昇とともに九龍側に移転をし、それに伴い住居も九龍側へ移っていると思います。

ここ数年で見ると九龍側中心地である尖沙咀周辺に会社が多くありますが、それでも家賃が高くなり過ぎてしまったために、九龍湾(九龍半島の東側)に移る会社も多くなっているように思います。

(まぁそもそも香港に会社は必要ないとして、中国本土に移す/統合という話も多いのですが・・・)

すみません、話が逸れました・・・

 

日本人が多く住んでいる場所

香港島

・太古 (Tai Koo)

昔から日本人が多く住んでいるエリア。

イオンや旧アピタなどの大型日系スーパーがあり、日本人小学校のバスも止まります。

マンション自体は古いものが多いのがマイナスポイント

 

・西湾河(Sai Wan Ho)

太古の隣駅であり、徒歩圏内。日本人小学校のバスも止まります。

太古のマンションよりは新しく広めの大型マンションがあるため、こちらに住む方も多いです。

最近は太古よりも西湾河に住む方の方が多いように思います。

 

・銅鑼灣(Causeway Bay) / Happy Valley

香港島一の繁華街であり、日本食レストランも多くあります。

山側にあるHappy Valleyは高級住宅地となっています。

日系高級スーパーのCity Superがあり、2020年にはドン・キホーテも出来ましたので、生活に困らないエリアです。

 

・中環~堅尼地域(Kennedy town) & Mid Level

金融関係の会社が多いことから、周辺の高層マンションに住んでいる方も多いです。

イメージ的には東京駅周辺といった感じでしょうか。

Kennedy Townの方が欧米人が多く住むエリアでもあります。

 

・北角(North Point) ~ 天后(Tin Hau)

各駅周辺に何個か新しい高層マンションがあります。

エリアとしては、昔ながらの香港といった通りや街並みが多いです。

 

 

九龍

・紅磡(Hung Hom) / 黄埔(Whampoa)

このエリアに日本人は集中していると思います。と思うくらい日本人が多く住んでいます。

黄埔にはイオンもあり、日本人小学校のバスも止まります。

10人にどこに住んでいますか?と聞けば、5人は紅磡/黄埔に住んでますと答えるような気がします。

会社が九龍側、家族で来ていて、子供が小学生という条件下では9割が紅磡/黄埔となるのではないか、というくらいです。

ご家族がいるとそのくらい住みやすいという事だと思います。

 

尖沙咀(Tsim Sha Tsui) / 佐敦(Jordan)

九龍側の繁華街です。

サービスアパートも多く、一人暮らしだとこのエリアに住んでいる方は多いように思います。

日本食レストランも多い上、最近はドン・キホーテも出来ましたので、とても便利なエリアです。

 

・九龍駅周辺 / 柯士甸(Austin) / 奥運(Olympic )

ここ数年で新しい高層マンションが次々と建てられおり、新築マンションに引っ越す方も多いように思います。

交通が少々不便かな?と少し思います。

高速鉄道の駅が新しくできたので、中国本土への出張が多い方は便利かと思います。

 

・荔枝角(Lai Chi Kok)

九龍の中心地から少し離れていますが、海側に高層マンションが多く建てられており、イオンもあるため、最近は日本人が増えている気がします。 

 

新界

・青衣(Tsing Yi )

空港勤務の方が多く住んでいるエリアです。

日本人小学校のバスも止まります。

駅には大型のショッピングモールもあるため、生活も便利です。

 

・沙田(Sha Tin) / 火炭(Fo Tan)

中国方面に出張が多かったり、沿線沿いに会社があったりする方はこのエリアに住んでいるように思います。

City Superや一田といった日本食が多く売っているスーパーもあります。

 

・将軍澳(Tseung Kwan O)

最近新築マンションが多く建てられている新興住宅地です。

九龍の東側にオフィスがある方で、最近香港に来た方はこのエリアを選択する方が多いです。

イオン、ドン・キホーテ、一田があり、生活が便利になって来ています。

 

全体的な住宅事情

契約期間

基本的には、2年契約が多いです。

最初の一年は解約不可で、2年目は一か月前通知で退去可能といった内容になります。

サービスアパートメントもあり、これは週・月単位の契約が多いです。

家具・家電

日本ではあまりないかもしれませんが、家具付きでの賃貸物件も多く存在します。

家賃が高いために一部屋当たりの面積が小さい物件が多い事、日本とは電圧も違いますし、中々すべての家具・家電を持ってくるのは難しいと思います。

そういった点では非常に便利でもありますが、自分好みの家具がないと少々不便を感じるかもしれません。

注意点

あと、亜熱帯気候に位置するので3月から11月頃までは熱い日々が続きますが、冬場の特に旧正月あたりは最低気温が10度を下回る時があります。

エアコンは付いているのですが、暖房機能がないエアコンが非常に多いです。

新築マンションはエアコンに暖房機能が付いている事もありますが、ほぼないと思っていていいと思います。

隙間も多いため、部屋の中は結構冷えますので、暖房器具の購入をお奨めします。

ついでに、湿気も多いので除湿器も!

タンスに衣類を眠らせておくとカビが生えるくらいですので、ご注意下さい。

 

 まとめ

香港は、正直住もうと思えばどこでも住めるような気もします。

少数派ですが、離島に住んでいる方もいます。

ローカルスーパーや市場も各地にあり、レストランや食堂も大きく外れることは少ないと思っています。

香港生活長いため、味覚の許容範囲が広がってるのは間違いないので、日本から初めて来る方はお口に合わないかもしれないので、その点はご容赦を(笑)

 

実際に住む場所は、子供の通学のしやすさ、家族の生活のしやすさを優先されると思います。その次に会社の場所でしょうか(笑)

私の知見・経験からの記事ではありますが、不動産会社の方が地理感や生活については詳しいと思いますので、ご相談しながらの選択にはなると思いますので、ご参考にしていただけたらと思います。

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